VOICE OF LAKES#15-岡田優(2)
プレイオフは、シーズンを通して圧倒的な強さを見せ続けた浜松の優勝という形で幕を閉じました。
やはり、安定した戦いぶりが、きちんとファイナル4でも出せていましたね。
さて、VOICE OF LAKES第15回。
今回は、カンファレンス・セミファイナルの琉球ゴールデンキングス戦第2戦で獅子奮迅の活躍を見せたユウこと#9岡田優選手に、プレイオフを振り返ってもらいたいと思います。
最後は退場になってしまったとはいえ、熱い情熱を見せてくれたユウ。
前回の登場ではレギュラーシーズン、苦しみながら戦ってきたことが中心でしたが、今回はそこからプレイオフにどう入っていき、どんな風に沖縄でのプレイにつながっていったのか、じっくりと語ってもらいました。
―まず「あの」シーンを振り返ってください。カンファレンス・セミファイナル第2戦、13点差の残り1分16秒、テクニカルファウルを受けて退場になってしまいました。
あの直前のプレイは、時間と点差(1分半、91-78の13点ビハインド)から、自分としてはきわめて冷静に展開したものだった。
ファウルをもらって3本フリースローを打つために、最初から相手のディフェンダーを誘い込む計算をしていたし、実際にファウルをもらったつもり。
あそこで3点とれなかったら、もう追いつくのはほとんど無理になる。
もちろん、笛が吹かれなかったからそれまでではあるんだけど、あのプレイのもつ意味、大きさをわかっていたから、ああいう行動になってしまった。
―しかし、あの試合は積極的なプレイを展開し、得点(18点)にも結びつけていましたね。
あの日特に調子がよかった、シュートタッチがよかった、というわけではない。
いつものように、レギュラーシーズンとまったく変わらず、ベンチから出た。
後から試合を見返すと、もう2-3本決めとかなきゃいけないシュートがあったしね。
ベンチスタートである自分が出るときは、何かがダメなとき。
与えられた時間で、なんとか結果を出したかった。
積極的にいって、得点できた。
自分がプレイしているとき、いい流れをもたらすことはできたと思う。
―アウェイでのプレイオフ。沖縄では満員の体育館、大歓声でした。やりにくさはありましたか。
それはまったく関係なかった。
キングスも、あのくらいシュートが決まることも含めていつも通りの強さだったし、特別、なにか違うことをやってきたわけでもない。
むしろ、レイクスのほうが不利な展開を自分たちで演出してしまった。京都戦に比べていい意味でも、悪い意味でも、意識が強かった。アウェイだから1試合目をなんとしても取りたい、ということはみんな話していたし、強く認識していた。
それなのに1戦目、1Qの0-9スタート。
1本決めたい焦りが出て、今までにないオフェンスをして、いつもと違うシュートを打った。
後半はいつものバスケットボールができたから、追い上げられた。
いつもどおりのバスケットを、キングスは40分できて、レイクスは40分できなかった。
端的に言えば、その差が出てしまった。
確かに、経験豊富なキングスの試合運びが上手く、いつものバスケットボールをさせてもらえなかった、ということもあるんだろうけど、それを試合中に修正できず、気づけなかったことで、キングスを助けてしまった要素のほうが大きいと思う。
―レイクスの今シーズン、プレイオフも含めて振り返ると、チームとして、あるいは個人として、どんなシーズンだったのでしょう。
まず、チームとして。
レギュラーシーズン、2月まで1位できてたのに4位になってしまった。
プレイオフでも、勝てたのに、自分たちで流れを渡し、勝ちを逃してしまった。琉球戦後に少し話したけど、選手はみんなその原因を理解していると思う。
確かにプレイオフ、ホーム初開催に勝ったとはいえ、ファーストラウンドに過ぎず、4位と5位の戦いに過ぎない、ともいえる。そして、せっかくホームの京都戦でいいバスケットボールができたのに、アウェイ(沖縄)に行くとそれが出せなかった。
そのあたり、まだ有明に行くレベルになれてなかったということなのかな、と思う。
個人としては、やはり、シーズン当初のチームにきちんとフィットできなかった時期が、もったいなかった。そこに早くあわせられれば、もっといい流れをチームにもたらすことができたし、自分のもつ力をチームに使い、生かすことができたはず。
セミファイナルではそれができて、積極的に攻められた。
ただ、やはりそこに達するまでが遅かったと思う。
―来シーズンにむけては。
まずチームとしては、沖縄での負けを、いい方向につなげる必要がある。勝ちを逃した原因を、レイクス全体できっちり整理しなくてはいけないなと感じている。
レギュラーシーズン、なぜ首位をキープできなかったのか、プレイオフでも、なぜ琉球戦でスタートダッシュを許してしまったのか…。
あれだけのいい選手が集まったチームで、キングス相手にも(セミファイナル第2戦のように)前半18点差にされても、2点差までもっていく実力はあるチーム。
なのになぜ勝てないのか、勝ちきれないのか。
自分が加わったのは今季からだが、レイクスは確かに一歩ずつ、階段を上っているし、有明に近づいている。ただその一方で、勝ちきれないという課題は、外から見ていた昨年と、中に入った今年を通して、同じまま残っているようにも思う。
来季に向けてはこの結果を受け止めて、レイクス全体で変化をしなくてはいけないと感じている。
やっぱり、勝てるようにならないといけないから。
同じことをやっていたら、有明はまだまだ遠い。
変化すれば必ず勝てるわけではないが、変化なくして勝利はないとすら思う。
どう変化するのかは、もちろん楽しみでもある。
自分としても、今年は苦しんだけれど、チームへの理解度が深まる来季は、もっとよくなると思う。
(編集後記)
今季苦しみぬいたユウでしたが、シーズンが進むにつれ、迷いが消えていったといいます。
プレイオフでは、しっかりと自分の役割を果たし、熱い情熱を見せてくれました。
来季、ユウのさらなる活躍を期待しましょう!
こんな笑顔が、もっと見られるように…。

やはり、安定した戦いぶりが、きちんとファイナル4でも出せていましたね。
さて、VOICE OF LAKES第15回。
今回は、カンファレンス・セミファイナルの琉球ゴールデンキングス戦第2戦で獅子奮迅の活躍を見せたユウこと#9岡田優選手に、プレイオフを振り返ってもらいたいと思います。
最後は退場になってしまったとはいえ、熱い情熱を見せてくれたユウ。
前回の登場ではレギュラーシーズン、苦しみながら戦ってきたことが中心でしたが、今回はそこからプレイオフにどう入っていき、どんな風に沖縄でのプレイにつながっていったのか、じっくりと語ってもらいました。

あの直前のプレイは、時間と点差(1分半、91-78の13点ビハインド)から、自分としてはきわめて冷静に展開したものだった。
ファウルをもらって3本フリースローを打つために、最初から相手のディフェンダーを誘い込む計算をしていたし、実際にファウルをもらったつもり。
あそこで3点とれなかったら、もう追いつくのはほとんど無理になる。
もちろん、笛が吹かれなかったからそれまでではあるんだけど、あのプレイのもつ意味、大きさをわかっていたから、ああいう行動になってしまった。
―しかし、あの試合は積極的なプレイを展開し、得点(18点)にも結びつけていましたね。
あの日特に調子がよかった、シュートタッチがよかった、というわけではない。
いつものように、レギュラーシーズンとまったく変わらず、ベンチから出た。
後から試合を見返すと、もう2-3本決めとかなきゃいけないシュートがあったしね。
ベンチスタートである自分が出るときは、何かがダメなとき。
与えられた時間で、なんとか結果を出したかった。
積極的にいって、得点できた。
自分がプレイしているとき、いい流れをもたらすことはできたと思う。

それはまったく関係なかった。
キングスも、あのくらいシュートが決まることも含めていつも通りの強さだったし、特別、なにか違うことをやってきたわけでもない。
むしろ、レイクスのほうが不利な展開を自分たちで演出してしまった。京都戦に比べていい意味でも、悪い意味でも、意識が強かった。アウェイだから1試合目をなんとしても取りたい、ということはみんな話していたし、強く認識していた。
それなのに1戦目、1Qの0-9スタート。
1本決めたい焦りが出て、今までにないオフェンスをして、いつもと違うシュートを打った。
後半はいつものバスケットボールができたから、追い上げられた。
いつもどおりのバスケットを、キングスは40分できて、レイクスは40分できなかった。
端的に言えば、その差が出てしまった。
確かに、経験豊富なキングスの試合運びが上手く、いつものバスケットボールをさせてもらえなかった、ということもあるんだろうけど、それを試合中に修正できず、気づけなかったことで、キングスを助けてしまった要素のほうが大きいと思う。

まず、チームとして。
レギュラーシーズン、2月まで1位できてたのに4位になってしまった。
プレイオフでも、勝てたのに、自分たちで流れを渡し、勝ちを逃してしまった。琉球戦後に少し話したけど、選手はみんなその原因を理解していると思う。
確かにプレイオフ、ホーム初開催に勝ったとはいえ、ファーストラウンドに過ぎず、4位と5位の戦いに過ぎない、ともいえる。そして、せっかくホームの京都戦でいいバスケットボールができたのに、アウェイ(沖縄)に行くとそれが出せなかった。
そのあたり、まだ有明に行くレベルになれてなかったということなのかな、と思う。
個人としては、やはり、シーズン当初のチームにきちんとフィットできなかった時期が、もったいなかった。そこに早くあわせられれば、もっといい流れをチームにもたらすことができたし、自分のもつ力をチームに使い、生かすことができたはず。
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ただ、やはりそこに達するまでが遅かったと思う。

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