-Road to THE FINAL- 滋賀レイクスターズ プレイオフ特設ブログ

VOICE OF LAKES#17―根間洋一HC代行(3)

VOICE OF LAKES第17回。
今回は、根間洋一ヘッドコーチ代行です。
富山から滋賀へ移籍、アシスタントコーチとして入団した根間コーチは、2月からヘッドコーチ代行に就任し、プレイオフまでのレイクスの指揮を執ってきました。

カンファレンス・セミファイナルの敗戦のあとは、スコアを書き込んでポケットに入れ「この日のことを忘れない」と印象的なコメントを残しました。
今回は、少し時間を置いて、リラックスしたこのタイミングで、プレイオフと今シーズン全体を振り返ってもらいます。


VOICE OF LAKES#17―根間洋一HC代行(3)―根間HC代行が思う、琉球戦の敗因は。
まず最初の誤算は、ジェフ・ニュートンが(故障で)出てこなかったこと。
ジェフのいるイメージでずっと練習を進めてきたからね。
琉球はディニオン・スニードも控えで、スターターに純粋なインサイドプレイヤーがいなかった。
直前でわかったから、アドバンテージのあるインサイド中心で攻める作戦に切り替えたが、それが徹底できず、結果としてアウトサイド中心の攻めになり、ジャンプショットが外れた。
あと、序盤はもう全部と言ってもいいくらい、シュートをよく決められた。
本来ジェフにつくはずのゲイリー(・ハミルトン)がデイビッド・パルマーに外に引きずり出されて、という要素はあったけど、全部が全部つききれていないわけじゃなかった。
正直、あんなに決められるとは思わなかったね。








VOICE OF LAKES#17―根間洋一HC代行(3)―そこから、どう立て直していきましたか。
立て直す、というよりは、軌道修正する感じだった。
バスケットにアタックする、そのあとのディフェンスをしっかりする、という今までやってきたことができてなかったから、まずそこからちゃんとやろう、と言った。
そこからはある程度、きちんとできた。
ゾーン(ディフェンス)を時々入れたりしていたんだけど、そこからスニードを入れられてリバウンドを取られる悪循環に陥った。2日目はアンソニー・マクヘンリーにゲイリー、パルマーにラマー(・ライス)をつけたけど、それでも決められた。

あと、2日間通じての印象としてはウチが追い上げた時間も結構あって「よし、捕まえた」と思っても、これを止めればいける、という1本のオフェンスをことごとく決められて「ううん」とうならされた。
ゲームを左右するプレイは両日ともいっぱいあったんだけど、結果がことごとく琉球にいった記憶がある。ウチがアタックしたプレイがオフェンスチャージングになったりね。
いろんな意味で「差」を感じたシリーズだった。




VOICE OF LAKES#17―根間洋一HC代行(3)―その「差」とはなんでしょう?
ひとことで言えば、(琉球HCの)桶谷さんが1年かけて徹底してきたこと、自分が(HC代行)就任後の20数試合で徹底してきたことが、どれだけできていたか、の差かな。
その差が、1年間の集大成として、あのシリーズに出た。
もちろん、やっているときはこれがベストだ、100%だと思ってやってきた。
でも、負けるということは、差があるということであり、足りないものがあるということ。
これを、次につなげなくちゃいけない。

bjリーグでは、毎週末に2試合が行われるわけだけど、練習のある平日の過ごし方が大事。
練習をどう過ごすか、その前後の時間でなにをして、どう過ごすか。
その結果が、試合に出る。
82試合、プレイオフを含めれば100試合近くをやるNBAでは、試合を通じてチームを醸成していく比率が高い。だけど、平日練習、週末が試合というルーティーンのbjリーグでは、練習の間にチームケミストリー、そして個人のレベルアップの両方を図らなくてはいけない。
それが、アシスタントコーチだったときを含めて、もっと、もっとできたんじゃないかな、と今は思う。


VOICE OF LAKES#17―根間洋一HC代行(3)―もっとできた点、とは?
いろいろあるけど、特に思うのは、練習段階で、外国人選手に対して個としてのレベルアップに対してのアクションが、もっとできたんじゃないかという点。
体力面では、チーム合流当初から、ハードワークをどれだけ意識づけて、取り組ませるか。そのことによって、故障の予防にもなるし、試合でのスタミナ増進にもなる。
技術面でもそう。
もちろん、もともと持っている技術をきちんと評価した上で「助っ人」として呼ぶわけだけど、外国人選手がもともとの自分をチームにフィットさせる努力だけでなく、個人として自分がいまあるレベルの殻を破ろうとしてくれないと、シーズン前に想定した以上のキャパシティを持つチームはできない。
その「個」に対しては、今季もアプローチしたけど「もっとできたな」と思うのが正直なところだ。

チームとしてのケミストリー(=化学反応。チームワークを意味する言葉)は、シーズンで一緒に過ごしていく中で自然に、ある意味では強制的に醸成していく側面の強いものだけど、個人のレベルアップは、個々が取り組まなければ絶対にできない。
当然だけど、個人がレベルアップすれば、その成果がチームにもいい効果をもたらし、チームとしてできることが増える。これで、個人とチーム両方に相乗効果がでて、好循環を作り出せる。
個人に足りない点があれば、チームとしてそれを補うべく指導し、レベルアップへの手助けをする。
そのアプローチを、外国人選手に対してもっとできた気がしている。


―来季に向けては。
レイクスはbjリーグの中でも、高いレベルにあるチーム。
この中で挑戦し続けて、成長していきたい。

コーチを始めて、ある人に言われたことがある。
「濃密な練習をしっかりできてたら、タイムアウトの時、言うことないでしょ」ってね。
言われたときは「言うことあるでしょ」と思ったけど、1試合だけ、本当に言うことがない、何も言う必要のない試合があった。
それはなんともいえない体験だったね。

来季どういう立場になるとしても、自分も一コーチとして成長しなくてはいけないと考えている。
自分の、人間としてのキャパシティをもっと大きくしないとね。

その上で、
選手の成長を手助けして、
チームの成果をもっと大きくできるように、
全力を尽くすよ。



(編集後記)
VOICE OF LAKES登場回数ナンバーワンの根間HC代行。
当然ながらブログ担当が、もっとも多く話を聞いた人でもありました。

HC代行としての成績はレギュラーシーズン11勝5敗、プレイオフ2勝3敗。
一貫して、バスケットにアタックすること、オフェンスを共通理解のある形で終わり、イージーな失点をなくすこと、の2点を追求した根間HC代行。
アシスタントコーチから始まったこの1年、決して口にしませんが、連敗を受けてのHC代行就任はきっと「やってやる」という気持ちとともに、ある種の重圧があったことでしょう。
直後にリーグ、スポーツ界全体を揺るがす東日本大震災も起こりました。

諸々の状況を乗り越えてレギュラーシーズン最終盤ではひとつも負けられない状況で見事4連勝。
京都の猛追を交わしてプレイオフ初のホーム開催を勝ち取り、その京都をプレイオフで下した。
この成果は、間違いなく根間HC代行が作ったチームの力です。

「もっと、もっとやれた」。
もどかしそうに語る根間HC代行は、もう、未来を見つめています。

レイクスのいい未来を見つめるべく、シーズンをこれでもかと振り返った当ブログも、あと1回の更新を残すのみとなりました。
最後まで、全力投球いたします。




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Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2011年05月27日14:41
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